2024年03月05日
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KATO リレーラー線路の謎・それは踏切なのかリレーラーなのか

Written By: 川俣 晶連絡先

踏切線路とリレーラー線路踏切線路とリレーラー線路の裏側

概要 §

 KATOのNゲージリレーラー線路と踏切線路はかなり同じものだと分かった。

発端 §

 Nゲージを線路に乗せるためのリレーラーを使うのが面倒になってきたが、線路にリレーラー機能が統合されたリレーラー線路なるものが存在すると知って、これを1つオーダーしてみた。しかし、手元の踏切線路(Road Crossing Rail)でも車輪を整列する機能性があることに気付いた。

 リレーラー線路と踏切線路は同じなのか違うのか気になった。

外観 §

 以下の点を除いて同一であった。

  • 表面のモールド
  • 左右に飛び出し線路の形状
  • 成形色

 また切り欠きの位置は同じだったので、相互に連結することもできた。

型番 §

 どちらも裏面にモールドされた型番はS124Cで同じである。

結論 §

 雰囲気だけ見れば同じではないが脱線を修正する機能的には全く同じ。

 踏切線路が既にあればリレーラー線路を追加することは(機能的には)無意気。

考察 §

 所有している昔のKATO Nゲージセット(輸出用F7セット)には、普通の青いリレーラーと踏切線路が両方入っているので、踏切線路にリレーラー機能は期待されていたなかったと考えられる。踏切線路にある車輪の補正機能はあくまで小規模の脱線の救済だったと考えられる。

 だから、このレールはあくまで小規模の脱線の救済ぐらいにしか効果がないと考えられる。

 それをリレーラー線路という名前で売っているのはあくまでTOMIXのリレーラーレールの対抗措置に過ぎないのではないか。

 TOMIXのものよりKATOのリレーラー線路は機能で劣るとしている情報もあるのだが、当然と言える、あれはそもそもリレーラー線路ではないのだ。

 つまり、結論から言えば、普通の青いリレーラーを使った方が快適である。

リレーラー

それでも使うとすれば、 §

 車両を線路に置いて何回かリレーラー線路の上を往復させると全ての車輪が線路に乗る。一度線路に乗った車輪はそれ以上線路からは外れないので、少しずつ線路に乗っていけば最終的に全ての車輪が線路に乗る。ただし、絶対ではない。大幅に位置が狂った車輪は線路に乗らない。